ポーランドからの謎[ルルイエ デザイン]中古ドメインの謎を追う

ポーランドからの謎[ルルイエ デザイン]中古ドメインの謎を追う

Dlaczego wchodzisz na tę stronę z Polski?

Co oznacza „rlyehdiseno”?

このテクノブログ2は、ナンバリングのとおり、旧テクノブログの記事の一部を移植したものです。立ち上げの際に中古ドメインを使用し、その効果を実験する意味合いもあります。

rlyehdiseno というのが購入した中古ドメインです。格安のもので¥2000を切る価格のものです。

購入後に、順番に過去の記事をコピペしていっているのですが、アナリティクスの解析の結果、ポーランドからの流入が多い。その理由を解明できればと思い、この記事を執筆しました。

キーワードは「ポーランド」と中古ドメインの「rlyehdiseno」

購入時に「rlyehdiseno」という単語は簡単に検索したのですが、日本語、英語ではそれらしい単語は検索されず、固有名詞か何かだと判断していました。

スペイン語の「r’lyeh diseno」

使用し始めてポーランドというキーワードが追加されました。しかしポーランド語での直訳はカタカナ変換のみ。そこでGoogleの「もしかして~」の欄にある「r’lyeh diseno」を検索します。

r’lyeh disenoはスペイン語で「ルルイエのデザイン」となります。ここでドメインの文字列が2つに分かれました。

スペイン語ポーランド語どれほど近しい言語であるかはわかりません。学のない筆者にとってポーランドとは2次大戦時まで出会うことのない国名で、スペインとの関係などさっぱりです。中世の貴族社会の血縁に入っているのか否かも不明です。

また、それぞれの言語についても「ポーランド語 歴史」「スペイン語 歴史」についても検索しましたが、ポーランド語はスラブ系スペイン語はラテン語とおそらく起源も脈も異なっている。そうなると、比較的近年の言語の交流(日本語圏内でも頻繁に英語を使いますし、現地の言語・発音を流用したり、それっぽい音が日本語として定着したりします)から使われた可能性もあります。それを探ってみます。

r’lyehからクトゥルフへ

disenoがスペイン語のデザイン(design)であるとすれば「r’lyeh」とは何なのでしょう。とりあえず検索したところ、ルルイエ – Wikipediaが真っ先に出てきました。どうやら実際未開の海域にあるとされるクトゥルフの眠っている地の名前のようです。

クトゥルフ

クトゥルフ神話、日本ではアニメでその存在自体は認知されたものの、詳しくは知らないというのが大半だと思います。TRPG?小説?少し検索したら20世紀初頭のマガジン小説が起源とのこと。ラヴクラフトという名前も聞いたことがある程度で、現在に至るまでの愛好家の人口分布や浸透具合などはさっぱりです。

しかしその歴史や、表立たない人気は聞き及んでおり、同じヨーロッパ圏内で愛好家のコミュニティがあることは十分に想像できます。

クトゥルフでまとめるストーリー

ここまでの情報からの妄想としては、ポーランドのクトゥルフ愛好家が、「スペイン語かっこいい!」といった感じでクトゥルフのHPをこのドメインで使用し、後に売却したものが流れてきた。というストーリーができました。本当のところはどうなんでしょうか?

このストーリーにはいくつか危うい点があります。

  • ポーランドからのアクセスなのに対し、ドメインをスペイン語として話を進めている点。
  • 「rlyeh」と「r’lyeh」を同一に扱っている点。
  • クトゥルフの世界的な支持規模が不明のまま、ひとまとめにしている点
  • 本サイトがクトゥルフとは未関係であるのにまだアクセスが多い点

これらの問題点を無理やりつなげるストーリーとなり、仮説としても弱い部類ではないでしょうか。

その他の妄想

  • rlyehdisenoがまた、別の言語の可能性
  • ポーランドからのアクセス自体が実はダミーや、デコイの可能性

1つ目はこれまでの前提がひっくり返る話です。Google先生に聞いてわからない以上、暗号と大差ないため巨大な闇が見えます。

2つ目も前提条件を覆す話です。アクセス経路を複雑にするということは逆探知をされない為と考えられ、とんでもない犯罪の片鱗の可能性がありこの闇も巨大です。

どちらも知りたくない反面、巨大な闇からの厄災を避けるためにも知りたいという気持ちもあります。

最後に

再度、冒頭での文言を添えて記事を収めます。

Dlaczego wchodzisz na tę stronę z Polski?

Co oznacza „rlyehdiseno”?

追伸

ちなみに日本において「ルルイエ デザイン」での画像検索結果はこんな感じです。